商務印書館は北京で14日、「魯迅日暦」を出版した。
《鲁迅日历》的编著者黄乔生是北京鲁迅博物馆常务副馆长、鲁迅研究专家,他以鲁迅生平为线索,精选鲁迅照片、手稿、信件、书法、书影、印章以及所藏碑拓、木刻、浮世绘等,用日历的形式加以展现。读者一册在案,可以全面认识鲁迅的文学功绩、战士形象及波澜一生。
「魯迅日暦」の編著者である黄喬生氏は、北京魯迅博物館の常務副館長を務める魯迅研究の専門家。黄氏は、魯迅の一生をテーマとして、魯迅の写真や手稿、郵便物、書、印刷物、印章および保存されている拓本、木版画、浮世絵などを精選し、「カレンダー」というスタイルで一冊の本に取りまとめた。読者は、この一冊で、魯迅の文学上の功績から彼のペンを武器にした「戦士」としての姿、そしてその波瀾の生涯を全面的に知ることができる。
黄乔生说,鲁迅在中国文化史上的意义,主要体现在他的战斗精神上。有人说,“鲁迅”现在被边缘化了,“鲁迅”在“大撤退”,这很值得我们注意。提倡社会和解、和谐,是很必要的,但不能一味迁就,养成柔弱、巧滑的社会风气。应该说,鲁迅的形象,战士品质为主,但也不能少了文人情怀。单单强调其中之一,是错误的。文人情怀,不是可有可无的点缀,是一种必备的情趣和修养。希望人们在认识鲁迅时兼顾两面,并力求把握全面。
黄氏は、「中国文化史における魯迅の意義は、彼の戦いの精神に主に反映されている。『魯迅は今やすでに主流ではなく、大きく立ち遅れている』とする人もいるが、これは、大いに注目すべき意見だ。社会の和解と調和を提唱することは、非常に大切だが、ただひたすら譲歩し、弱々しく、ずるがしこい社会の気風を生み出してはならない。魯迅のイメージは、「戦士」としての気質が主流ではあるが、文人気質も少なくはない。その一面だけをクローズアップすることは誤りだ。文人気質は、あっても無くてもいいような飾りではなく、無くてはならない趣であり教養だ。人々は魯迅がこの両面を兼ね備えていることを認識し、全面的に理解することを大いに期待している」との見方を示した。
中国社会科学院文学所研究员、中国鲁迅研究会副会长兼秘书长董炳月指出,这本书的独特之处,还在于它的时间处理方式,一方面是2019年365天的当代时空,一方面是浓缩了鲁迅一生的历史时空,二者交织在一起。另外,这本书还把鲁迅生活过的旧居、故地的照片跟现状照片同时呈现,也有种时空对照的感觉。可以说,《鲁迅日历》既为大众读者提供了认识社会性、世俗性的鲁迅的可能,也为专业研究者提供了丰富的、直观的资料。
中国社会科学院文学所の研究員で中国魯迅研究会の副会長兼秘書長の董炳月氏は、「この本の特徴は、時間軸の処理方法にある。2019年の365日という現代の時間軸と一つとし、もう一方で、魯迅の一生という歴史の時間軸を凝縮させ、一つにまとめている。また、この本には魯迅が生前過ごした住まいやふるさとの写真が、現在の写真と共に掲載されており、時の流れの織り成す対象的な感覚を感じることができる。『魯迅日暦』は、一般読者に社会的で世俗的な一面の魯迅を理解させる可能性を提供するのと同時に、専門家には豊富で直接的な資料を提供している」とした。
摘自人民网日文版