近年,兵马俑已经“去过”50多个国家,在100多个城市做过展览。据侯宁彬介绍,兵马俑的出国展览会需提前2到3年预约,目前,到2021年的展览档期已全部约满。
近年、兵馬俑はすでに50ヶ国以上を「旅して」おり、100都市以上で展示されている。侯院長によると、兵馬俑を国外で展示する場合、通常2~3年前までに予約する必要があり、現時点で2021年までの展示スケジュールは全て埋まっているという。
另外,兵马俑元素从流行到现在,商家们也在创意上大做文章。比如,通过扫描脸部将自己的表情投到西安“变脸兵马俑”显示屏上;投宿“兵马俑民宿”,体验安眠在“秦始皇陵”的感觉;还可以一尝兵马俑造型巧克力……
それだけでなく、兵馬俑は現在も高い人気を誇っており、様々なビジネスの要素として利用されている。自分の顔をスキャンしてオリジナルの「兵馬俑」を作成してスクリーンに映し出すサービスや、兵馬俑をテーマにした民宿に泊まり、秦の始皇帝の気分を体験したり、兵馬俑の形をしたチョコレートを味わったりなどなどそのユニークなアイデアは尽きない。
有支持者乐见兵马俑的“变身”,认为创意清奇,还带有自黑和自嘲的精髓;批评者则认为,严肃的陵墓文化被“娱乐化”,传统文化变味儿了。
兵馬俑のこうした「変身」は、アイデアに溢れ、目新しく、自虐的な面もあって面白いと評価する人もいるが、一方で厳粛な陵墓の文化を「エンタメ化」することは、伝統文化を軽んじていると批判する人もいる。
西安のあるホテルロビーのショーケースに並べられている「兵馬俑チョコレート」。
秦兵马俑或其他的文物,都属于陵园陵墓文化的内容。在侯宁彬看来,“有些人或不愿意把带有陵墓文化元素的物件摆在家里或办公场所。”是博物院文创遇到瓶颈的原因。
秦の始皇帝の兵馬俑とその文化財は全て陵墓文化に属する要素となっている。侯院長は同博物館のクリエイティブグッズのボトルネックについて、「陵墓文化の要素を備えたものを自宅や職場などに飾ることを忌避する人もいる」としている。
对于兵马俑主题酒店,“我非常反感”。侯宁彬毫不掩饰地表达了自己的立场。“把这个东西放到房间里,让游客怎么体验?违背了中国人传统观念,所以我们不主张这样去开发文创产品。”
そして兵馬俑をテーマにした民宿について侯院長は、「私はとても嫌悪感を抱いた」と自身の意見をはっきりさせた上で、「兵馬俑を客室に飾り、宿泊客にどのように体験しろというのだろうか?これは中国人の伝統的な観念に反すると思う。そのため私はこのようなクリエイティブグッズの開発を進めようとは思わない」とした。
只有将文化融入生活,才能真正活起来。侯宁彬指出:“还是要让文创产品跟正常生活联系起来,这样它才会有生命力,游客才会真正把它带回家去体验。”
侯院長は、文化を生活の中に取り入れてこそ、真の意味でその文化が命を得るのだと思うとし、「クリエイティブグッズはやはり普通の生活と結びつけてこそ、その生命力を発揮し、本当の意味で家に持ち帰り、体験することができると思う」と指摘した。
“不是把一个完整的陶俑或随葬品做成某种跟生活有关的产品来呈现。”侯宁彬举例分析说,博物院希望把秦代的一些花纹、装饰移植到一些生活用品上,远离陵墓文化后,再开发出另外一种新的东西,从而避免违和感的产生。
そして、「完全な陶俑や副葬品を生活に関わる製品として作りだすべきではない」とし、その例として、「例えば博物館としては秦代のいくつか模様や装飾などを生活用品の中に取り入れるといったことを望んでおり、陵墓文化から距離を置いて、まったく新しい製品を創り上げてこそ、違和感が生じることを回避することができると思う」とした。