上海成入境游首选地,日本跃居境游第一大客源地
2019年、中国は世界に最も多くの観光客を送り出しただけでなく、海外からも多くの観光客が中国へ旅行に訪れた。
上記の報告書のデータによると、2019年に中国を訪れた観光客が最も多かった国・地域のトップ10は順に、日本、オーストラリア、韓国、米国、カナダ、英国、タイ、フィリピン、カンボジア、マレーシアだった。
報告書の分析によると、今年5月の日本国内の「ゴールデンウィーク10連休」の影響で、10万人近い日本人観光客が中国を訪れ、日本は一躍2019年に中国へ最も多くの観光客を送り出した国となった。
2019年に海外から中国を訪れた観光客に人気の都市ランキングでは、上海、北京、広州がトップ3を占め、深セン、成都、杭州などの都市が僅差でそれに次いでいる。このほか、旅行先の都市を選ぶ上で、歴史と文化があり特色を持つ西安や成都などの都市も外国人観光客から人気になりつつある。
特筆すべきは、ますます多くの外国人観光客が中国のカンフーに強い興味を示していることだ。河南省を訪れて少林拳や太極拳を習うことが旅行における重要なコンテンツになっている。
国人旅游消费旺盛,中东等地受90后中国游客青睐
中国人について見てみると、2019年も観光消費が増加した一年となった。
報告書によると、一線や新一線の都市住民の消費力がますます高まっている。そのうち、2019観光消費トップ20都市は順に、上海、北京、広州、成都、深セン、杭州、重慶、南京、天津、武漢、西安、蘇州、青島、長沙、昆明、瀋陽、寧波、東莞、鄭州、仏山だった。
また観光消費層は三、四線都市へと拡散している。そのうち、張家界や義烏、喀什(カシュガル)などの都市の潜在的消費力が引き続き発揮され、2019年の1人あたり消費額は前年同期比で50%以上増加した。
一方、海外への旅行では、中東などの地域がますます人気となっている。2019年には、セルビアやウズベキスタン、ジョージア、ベラルーシなどマイナーな目的地への旅行予約数が前年同期比で100%以上増え、「90後」(1990年代生まれ)がその主力だった。
そして、中国人観光客が最も多く訪れた旅行目的地も日本だった。
旅游动机多样,影视剧引领游客“打卡”取景地
2018年と比べると、観光客の海外旅行の動機はより気ままで自由なものになった。1本のテレビドラマや映画、1回の音楽フェスティバル、1回のマラソン大会も、「じゃあ行ってみようか」と旅行に行くきっかけになり得る。
報告書によると、映画「飛馳人生(ペガサス)」やドラマ「都挺好(ALL IS WELL)」、アニメ映画「千と千尋の神隠し」などの作品が放映された後には、作品のロケ地を多くのファンが次々と訪れた。ドラマ「長安十二時辰」は西安観光ブームを巻き起こし、携程プラットフォームで西安行きの飛行機チケットの検索数が140%激増した。
テレビドラマや映画のほか、グルメも「食いしん坊」たちが旅行の行き先を決める要因になっている。彼らは、旬のザリガニが出回るようになったり、上海ガニの水揚げが始まったりすると産地に出かけて行き、火鍋を食べに成都に行く。一部の食材の名産地や名物料理のあるところには、必ずと言っていいほど「食いしん坊」たちの姿がある。2019年の上海ガニシーズンには、蘇州や舟山、寧波などへの旅行の予約が殺到し、一部のホテルでは予約が前年同期比で100%増となった。
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