時間や費用をあまりかけずに、できるだけ多くの観光スポットを巡る「特殊部隊型旅行」に続いて、都市を気ままにゆっくりとぶらぶらし、没入型体験を楽しむ「シティウォーク」が今年の夏、中国の若者の間で人気になっている。北京青年報が報じた。
旅行情報メディア・馬蜂窩の旅行ビッグデータによると、6月、同サイト内の「シティウォーク」の人気度が前月比で121%増となっている。自分が生活している都市、または旅行先で「お金をあまり使わない」シティウォークを選んでいる旅行者は全体の70%を占めている。また、専門団体やガイドを利用して、楽しみながら知識を増やすことのできる有料のシティウォークを選ぶ若者もどんどん増えている。
歩きながら、見知らぬ通行人と笑顔であいさつをしたり、ゴミを拾ったり、夕焼けスポットを探したり、雨の降る日に濡れた道路をゆっくりと歩いたり、ガイド本を見ながら、そこで紹介されているコースを歩いたりと、「シティウォーク」愛好者は様々なパターンを編み出し、それを楽しんでいる。どのコースを歩くとしても、旅行者は歩きながら都市への思いを深めている。そして、自分だけのお気に入りの景色を探している旅行者の姿もまた、その都市の風景に花を添えている。(編集KN)
转载自「人民網日本語版」